自己破産を選んだ場合

自己破産と民事再生のどちらを選ぶかは、債務者に任されています。
自己破産と民事再生では、「借金の減額・免除」「財産処分の有無」「資格制限の有無」の3つの点で違いがあります。

自己破産を選ぶと、預貯金や不動産や有価証券などの財産はすべて処分し、破産財団に提供しなければなりません。
そのため、家や高価な貴金属を持っている場合、それらをすべて手放すことになります。
ただ、自己破産は原則として借金がすべて免責されるため、今後負債者に返済する必要はなくなりますし、早くリセットすることができます。

一方、民事再生は、現在の財産を保持することが可能です。但し、債務額が5000万円未満で定期的な収入が見込めることが前提です。
財産を保持できる代わりに、裁判所から認可を受けた再生計画に基づき、将来の収入の一定の部分を債務者に対する弁済に充てるというように、
分割返済を行っていくことになります。民事再生は借金は大幅に減額されますが、このように借金を返済していかねばならないデメリットがあります。